Monday, November 18, 2019 9:21 AM
大河、代役で撮り直し検討 年明け開始を延期可能性も
合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)は、来年1月5日から放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に初回から出演予定で、既に10話までの登場場面を撮り終えていた。NHKは代役を立てての撮り直しを検討しているが、調整が難航すれば放送開始の延期と放送回数の変更に追い込まれる可能性もある。
「麒麟がくる」は明智光秀を主人公とした戦国武将の群像劇で、沢尻容疑者は斎藤道三の娘で、後の織田信長の正妻・帰蝶(濃姫)役で出演。光秀とは姻戚関係にある設定で重要な役どころだ。
第1話の編集が大詰めを迎える中で起きた事件に、NHKの広報担当者は「今後の対応は全くこれから」と困惑。年明けスタートには早急な代役選びが求められるが、別の関係者は「帰蝶役は準ヒロイン的な存在。演技力もあって、来年秋までスケジュールを押さえられる女優を探すのは非常に難しい」と話す。(共同)
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