Tuesday, November 19, 2019 9:28 AM

利下げ継続へ圧力 FRBにトランプ氏

 【ワシントン共同】トランプ大統領は18日、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長との会談後、ツイッターに投稿し「金利が他国より高すぎると抗議した」と明らかにした。FRBは年内最後の12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方が強まっており、利下げを継続するよう圧力をかけた形だ。

 トランプ氏はツイッターで、米国の政策金利について「あらゆる他の国よりも低くするべきだ」と指摘。「強すぎるドルはメーカーや経済成長を損なう」と述べ、政策金利が高いためにドル相場が他国の通貨に対し上昇、景気に影響しているとの持論を展開した。

 FRBは7、9、10月のFOMCで利下げを3回連続で決め、主要政策金利を段階的に年1.50〜1.75%まで引き下げた。