Friday, November 22, 2019 8:43 AM
背番号9が永久欠番に 「王朝」支えたパーカー氏
「王朝」と称された幸福な日々の記憶に皆が浸った。米プロバスケットボールNBA屈指のガードとして、スパーズで4度の優勝に貢献したトニー・パーカー氏(37)の現役時の背番号「9」が永久欠番になった。11日に本拠地テキサス州サンアントニオでセレモニーに出席。「サンアントニオはこれからもずっと自分のホーム」とあいさつして大喝采を浴びた。
身長188センチとNBAでは大柄ではないが、多彩なパスや、接触も恐れない気迫のプレーで見る者の心を揺さぶった。時に厳しく成長を見守った名将グレグ・ポポビッチ監督は「何年も身体的、精神的に苦痛を与えたことを謝りたい」と笑わせてから「ありがとう。長い間そう言いたかった」と2007年のNBA決勝で最優秀選手に輝くなど、ともに黄金期を築いた教え子に感謝した。
式典には現在スパーズでコーチを務めるティム・ダンカン氏やマヌ・ジノビリ氏ら既に永久欠番の栄誉に輝いた盟友も参加。ダンカン氏は「自分が引退するまで、ずっと一緒にプレーしたいと思うまでに成長したポイントガード」とたたえた。(共同)
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