Monday, November 25, 2019 9:18 AM

カジュアル衣料から撤退 青山商事、33店舗閉鎖

 青山商事は25日、カジュアル衣料品ブランド「アメリカンイーグル」「エアリー」の全33店舗を12月末までに閉鎖すると発表した。インターネット販売も終了し、赤字が続いているカジュアル衣料品事業から一部を除き撤退する。主力のビジネス向け衣料品事業に集中する。

 2019年3月期のブランド売上高は123億円で、営業損益は13億円の赤字だった。従業員の雇用は維持し、社内の配置転換で対応するよう調整している。

 アメリカンイーグルはTシャツやジーンズ、エアリーは主に下着を販売している。青山商事は米国の「アメリカン イーグル アウトフィッターズ」とフランチャイズ契約を結び、12年4月に東京に第1号店をオープンして日本でのブランド展開を進めてきた。東京や神奈川、兵庫など16都府県の33店舗を12月18〜31日に順次閉鎖する。ネット販売は31日午後9時に終了する。(共同)