Wednesday, December 04, 2019 9:30 AM
医師人件費増へ詰めの調整 政府、診療報酬改定で
政府は4日、医療機関に支払われる診療報酬の2020年度改定で、医師の人件費などに当たる「本体部分」の改定率プラスに向け、詰めの調整に入った。薬の公定価格の「薬価部分」を含む診療報酬全体ではマイナスとするが、本体は日本医師会などが前回の0.55%を上回るプラス改定を要求。改定率を巡り、医療費を抑制したい財務省と駆け引きが続く。
厚生労働省はこの日、医薬品の市場での取引価格が薬価を8.0%下回ったとの調査結果を公表した。市場価格は販売競争によって、公定価格より安くなる傾向がある。価格差をなくすため、20年度改定では薬価部分を取引価格に合わせて引き下げる。
政府の20年度予算では高齢化に伴う社会保障費の自然増が五千数百億円と見込まれている。薬価の引き下げにより800億円前後削減し、自然増を例年並みに1300億円程度圧縮する考え。(共同)
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