Thursday, December 05, 2019 9:25 AM
生徒にPC、安全車補助 新ポイント付与策も
政府は約3年ぶりに策定した経済対策で「未来への投資」として小中学生が1人1台パソコンを使えるようにして教育現場のIT環境を整備するほか、自動ブレーキを備えた車の購入を補助し、社会的課題になっている高齢ドライバーの事故防止を図る。マイナンバー(個人番号)カードを活用したポイント付与も実施し、消費税増税による景気落ち込みを防ぐ。
社会の急速なデジタル化に対応し、2023年度までに小中学校の全学年で1人1台パソコンなどの端末が行き渡るようにする。19年度補正予算で約2300億円を手当てし、まず小5以上の3学年程度で始める。教室で高速大容量のインターネットを使える環境も構築する。
高齢ドライバーによる交通事故対策には約1300億円を充て、65歳以上を対象に、自動ブレーキなどの先進的な安全機能を備えた「安全運転サポート車(サポカー)」の購入時に一定額を補助する。(共同)
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