Monday, December 09, 2019 9:27 AM

トランプ氏、北朝鮮けん制 非核化協議促す

 【ワシントン共同】トランプ大統領は8日、エンジン燃焼実験など大陸間弾道ミサイル(ICBM)に関連した実験を行った可能性がある北朝鮮を巡り、金正恩朝鮮労働党委員長が米国への敵対的行動に出れば「全てを失いかねない」とけん制し、非核化協議を進めるよう促した。ツイッターへの投稿で「北朝鮮は素晴らしい経済的な将来性を持っているが、約束通り非核化をしなければならない」と強調した。

 金氏に関し「(昨年6月の米朝首脳会談で)非核化を盛り込んだ強力な声明に署名している」と指摘。「彼は私との特別な関係を捨てたり、来年11月の米大統領選を妨害したりすることを望んでいない」とした。

 北朝鮮の非核化については「北大西洋条約機構(NATO)や中国、ロシア、日本、全世界がこの問題で一致している」と指摘した。