Wednesday, December 11, 2019 9:22 AM
「石炭火力の批判は認識」 小泉環境相、COPで演説
【マドリード共同】小泉進次郎環境相は11日、スペイン・マドリードで開催中の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の閣僚級会合で演説した。国際的に厳しい目が注がれる日本の石炭火力発電について「世界的な批判は認識している。今以上の行動が必要だ」と述べ、地球温暖化対策の重要性を強調したが、「脱石炭」に踏み出すことは表明しなかった。
2030年の温室効果ガス排出削減目標の引き上げや、発展途上国への資金支援の増額にも言及しなかった。深刻な温暖化を背景に、COP25ではこうした具体的な取り組みの強化を示すことが期待されていた。
小泉氏は演説で、国連のグテレス事務総長が石炭火力発電の廃止を求めていることに触れ「日本に向けたメッセージだと受け止めている。今日は新たな石炭政策を共有できないが、私を含めて今以上の行動が必要だと考える人が日本で増えている」と述べた。世界で対策強化を求める若者の抗議活動が広がっていることには「未来への責任を果たしたい」と語った。
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