Friday, December 20, 2019 9:27 AM
民主候補、アピールに躍起 討論会、弾劾に埋没
【ワシントン共同】来年11月の米大統領選で政権奪還を目指す民主党の第6回候補者討論会が19日、ロサンゼルスで開かれた。候補者指名争いの初戦が来年2月3日に迫る中、下院でのトランプ大統領弾劾訴追の影で関心は薄れ気味。中道バイデン前副大統領や最左派サンダース上院議員ら7人が、存在感のアピールに躍起となった。
支持率首位を走るバイデン氏はトランプ氏の弾劾訴追を巡り「大統領職の高潔性を取り戻さなければならない」と指摘。2位のサンダース氏も「トランプ政権は米史上最も腐敗している」と述べるなど、各候補ともトランプ氏批判では一致した。
最近は勢いに陰りが見える最左派ウォーレン上院議員と、指名争い初戦地の中西部アイオワ州で急伸する中道で同インディアナ州のブティジェッジ市長は、大口の政治献金の是非を巡り激しい舌戦を展開。バイデン氏も、サンダース、ウォーレン両氏が主張する国民皆保険制度の財源確保策が曖昧だと追及した。
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