Tuesday, December 24, 2019 9:13 AM

朝乃山、大関候補1番手 大器、勝負の新年へ

 大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で新関脇に昇進した朝乃山はこれまで、場所前に目標として「まず勝ち越し」を挙げることが多かった。だが、24日に東京都墨田区の高砂部屋で開いた記者会見で「2桁勝たないと意味がない。今の番付よりもっと上を目指す」と言い切った。

 新小結の先場所は11勝で、今場所も10勝以上すれば大関昇進への足固めになる。大器は名実ともに大関候補1番手として本格的に歩みだした。

 5月の夏場所で初優勝。年間最多勝にも輝いた。漢字1文字で表すと「初」という2019年は飛躍を遂げた。新年に向け「来年が大事な年になる。しっかり稽古をして、いい1年にしたい」との思いに真剣なまなざしだ。(共同)