Tuesday, January 07, 2020 9:24 AM

トヨタ、先端技術都市建設 ソニーは自動運転車披露

 【ラスベガス共同】トヨタ自動車は6日(日本時間7日)、多様なモノやサービスがインターネットでつながる実証都市「コネクティッド・シティ」を静岡県裾野市に建設すると発表した。ソニーも自動運転技術を備えた電気自動車(EV)の試作車を披露。世界最大の家電IT見本市「CES」の開幕に先立つ参加企業の発表は、自動車の次世代技術に関する内容が目立った。

 トヨタの街づくり構想は豊田章男社長が明らかにした。従業員ら約2000人が居住し、自動運転車やロボット、人工知能(AI)など先端技術をどう暮らしに役立てるかの実験場とする。

 トヨタは2年前のCESで移動サービス全般を手掛ける「モビリティカンパニー」への転換を宣言。豊田氏は「トヨタは世界をより良い場所にするための役割を果たせると信じている。この都市は小さいが、重要な一歩だ」と語った。