Tuesday, January 14, 2020 9:23 AM

精神的ダメージが懸念 桃田選手の再起に期待の声

 遠征先で大きな事故に巻き込まれたバドミントン男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本)は負傷した箇所以上に精神面へのダメージが懸念される。苦難を克服して世界の頂点に立った過去があるだけに、再起を期待する声も聞かれた。

 同乗の運転手が死亡したこともあり、日本協会の銭谷欽治専務理事は「動揺していると思う。本人や所属先と相談して連携を深めていきたい」と全力で支援する方針だ。

 出場が確実な東京五輪までに海外での大会は続く。2008年北京、12年ロンドンと五輪に連続出場した池田信太郎さんは「メンタルのケアが必要だし、今後不安を抱かせないような配慮、対応を考えていかないといけない」と安心で安全な移動手段の検討を訴えた。(共同)