Wednesday, January 15, 2020 9:41 AM
国際協調か単独主義か 政権と民主、対決鮮明
【デモイン、ワシントン共同】11月の米大統領選に向けた予備選開始を控え、野党民主党候補指名を目指す各候補は外交・安全保障政策でトランプ大統領との対決姿勢を鮮明にしている。トランプ氏は14日の支持者集会でイラン精鋭部隊司令官殺害などを誇示。民主党各候補は同日開かれたアイオワ州デモインでの討論会で、政権の単独行動主義的な政策を脱し、国際協調路線への回帰を訴えた。
トランプ氏は、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、オバマ前民主党政権が結んだイラン核合意を批判し、離脱の判断を正当化。司令官殺害では「化け物退治をしたのに、民主党はおとしめようとしている」と非難した。
2月3日にアイオワ州の党員集会で始まる米大統領選の一連の予備選を前に、民主党各候補は討論会で、イランや北朝鮮の核問題、地球温暖化対策を巡り政権を批判。各自の主張を展開した。
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