Friday, January 17, 2020 9:27 AM

新型肺炎で死者2人目 中国・武漢、69歳男性

 【武漢共同】中国湖北省武漢市当局は16日夜、新型コロナウイルスによる肺炎で男性(69)が15日に死亡したと発表した。死者は2人目。武漢では17日、発症者の多くが出入りしていたとされる海鮮市場の閉鎖が続いていた。国際空港は通常通り航空便が発着していたが、マスクを着けた人も見られた。

 当局によると、男性は昨年12月31日に発症し、今月4日に病状が悪化した。市内の病院に入院して治療を受けていたが、深刻な心筋炎を患っており、胸水や、胸膜の肥大などが確認された。15日未明に死亡した。

 当局は15日時点で41人の発症者数は変わらず、重症は5人で、12人が退院したと明らかにした。