Friday, January 24, 2020 9:27 AM

武漢への不急渡航控えて 米保健当局が呼び掛け

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は23日、新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国湖北省武漢市への不要不急の渡航を控えるよう呼び掛けた。海外旅行をする人に向けて3段階ある注意情報のうち、武漢市の新型の肺炎を最も警戒度の高いレベル3に引き上げた。

 国務省も中国に渡航する人への助言にCDCの情報を盛り込み、注意を促した。

 CDCは21日に米国内で初の感染例を確認したと発表。武漢市に渡航歴のある西部ワシントン州の男性で、ロイター通信によると、この男性と近くで接触した少なくとも16人に感染の兆候はないことが確認された。