Friday, January 24, 2020 9:28 AM

関空旅客19年3191万人 5年連続最高、中国から増

 関西エアポートが24日発表した2019年の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比10%増の3191万人と1994年の開港以来、暦年ベースで初めて3000万人を超えた。中国からの訪日客が増えたのが主な要因で、5年連続で過去最高を更新した。

 今年は新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が懸念され旅客の伸びは曲折も予想される。

 国際線の旅客数は11%増の2493万人(通過旅客を含む)。このうち外国人客は10%増の1677万人だった。外国人客の国別の詳細は公表していないが、関西エアは日韓関係の悪化で韓国からの客が落ち込んだ分を中国客が中心となって補い、全体として増えたと説明している。国内線の旅客数は7%増の698万人だった。(共同)