Monday, January 27, 2020 9:17 AM

日本企業が退避準備 新型肺炎、既に帰国も

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、発生が集中している中国・武漢に拠点を置く日本企業の間では、現地からの退避準備が進んでいる。政府が派遣するチャーター機で社員や家族を帰国させるほか、既に帰国させた企業もある。

 武漢にサービス拠点を置く半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンは27日、駐在員や家族28人全員をチャーター機で帰国させることを決めたと明らかにした。

 双日、オムロンは既に駐在員を日本に帰国させているほか、三菱商事や丸紅も武漢からは退避させているとしている。日本電産は2人いる駐在員のうち、1人は帰国済みで、もう1人もチャーター機を利用するとしている。(共同)