Tuesday, January 28, 2020 9:39 AM

アフガンで米軍機墜落 タリバンが「撃墜」主張

 【イスラマバード共同】アフガニスタン東部ガズニ州で27日、米軍のボンバルディアE11Aが墜落した。現場は反政府武装勢力タリバンの支配地域で、ワシントン・ポスト電子版は、タリバンの報道担当者が「戦闘員が撃墜した」と述べたと伝えた。駐留米軍報道官は「敵の攻撃により撃墜された形跡はない」としている。

 タリバンはこの報道に先立ち、米中央情報局(CIA)職員ら搭乗者全員が死亡したと主張する声明を出した。

 AP通信によると、E11Aは通信中継システムを搭載可能な情報収集用の航空機。州当局などによると、首都カブールの南西約120キロに墜落した。アフガン国防省が現場に派遣した特殊部隊とタリバンが衝突したとの報道もあり、救助活動は難航しているもようだ。