Tuesday, January 28, 2020 9:40 AM
「バイデン氏の不正」追及 米弾劾、共和も証人要求か
【ワシントン共同】米上院の弾劾裁判で、トランプ大統領弁護団は27日、バイデン前副大統領(民主党)の息子ハンター氏が、ウクライナ企業の役員として不当に高報酬を得ていたとの疑惑を追及し、当時現職だったバイデン氏が関与した可能性があると訴えた。民主党が求めるボルトン前大統領補佐官の証人尋問に対抗し、共和党内ではバイデン氏らを証人として呼ぶべきだとの声が上がっている。
弁護団の一人ボンディ元フロリダ州司法長官は、ウクライナやエネルギー分野に詳しくないハンター氏が、同国ガス企業の役員として高報酬を受け取っていたのは不自然だと主張した。
証人尋問の実施は今週後半に採決で決める。米メディアによると、トゥーミー議員(共和党)は共和、民主両党が1人ずつ証人を呼ぶ案を検討。ボルトン、バイデン両氏を念頭に置いているとみられるが、共和党指導部は否定的。民主党もバイデン氏の証人尋問に反発しており、実現性は不透明だ。
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