Thursday, January 30, 2020 9:23 AM

悲願の初タイトルなるか チーフスの名将リード監督

 プロフットボールNFLで、チーフスのリード監督が自身初のスーパーボウル制覇に挑む。プレーオフを含む通算勝利数で歴代6位につける61歳の名将は、悲願のタイトルを手にすることができるか。「幸運なことに偉大なチームに恵まれた。楽しみたいね」と2月2日(日本時間2月3日)にマイアミで行われる大一番を待つ。

 1992年、パッカーズでプロチームの指導者としての道を歩み始めた。99年にイーグルスの監督に就任し、14シーズンで9度プレーオフに進出。2004〜05年シーズンには初めてスーパーボウル出場を果たしたが、ペイトリオッツに21-24で屈した。

 13年からチーフスを率いると、チームは今季まで4季連続地区優勝と強豪に生まれ変わった。パッカーズ時代のファーブ、イーグルス時代のマクナブとQBの育成手腕に定評があり、チーフスでの秘蔵っ子が昨季、最優秀選手(MVP)に選ばれた24歳のマホームズだ。50季ぶりの王座を狙うチームにあって、パスに加え、状況に応じてラン攻撃も披露する司令塔を「素晴らしい判断力を持っている」と絶賛する。(共同)