Friday, January 31, 2020 9:27 AM

肺炎、米操縦士「中国便停止を」 労働組合が提訴

 【ニューヨーク共同】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、アメリカン航空の操縦士でつくる労働組合は30日、米国と中国を結ぶ便の即時運航停止を求める訴訟を、テキサス州ダラスの裁判所に起こしたと発表した。

 アメリカン航空は29日、感染拡大による需要減を理由にロサンゼルスと北京、上海をそれぞれ結ぶ便を来月9日から3月27日まで一時停止すると発表した。

 組合側は「乗客乗員の安全を最優先すべきだ」として、運航が継続されるダラス発着便を含め、ただちに停止するよう経営側に要求。認められなかったため、司法の救済を求めることにしたという。