Thursday, February 06, 2020 9:39 AM

民主初戦、最終盤に大接戦 若手と左派、0.1ポイント差

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名争いの初戦、アイオワ州の党員集会は6日、集計作業の最終盤で、首位に立つ若手候補でインディアナ州の前サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)を最高齢候補の左派サンダース上院議員(78)が0.1ポイントの僅差で追う大接戦となった。党重鎮の中道バイデン前副大統領(77)は4位に低迷し、苦戦を認めた。

 約1700カ所ある会場のうち97%の中間集計によると、中道政策を掲げるブティジェッジ氏は26.2%、サンダース氏は26.1%だった。4日発表された最初の中間集計では1.8ポイント差だったが、集計が進むと差が少しずつ縮まった。僅差のため、最終結果の確定に時間がかかる可能性もある。

 3位は左派ウォーレン上院議員(70)で18.2%。バイデン氏は15.8%で、中道のクロブシャー上院議員(59)は12.2%で5位につけた。