Thursday, February 06, 2020 9:40 AM

トランプ大統領に無罪評決 米弾劾裁判、疑惑払拭せず

 【ワシントン共同】米上院(定数100)の弾劾裁判は5日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る「権力乱用」と「議会妨害」の2訴追条項について、いずれも無罪評決を出した。多数派を占める与党共和党議員らが反対し、造反は1人しか出なかった。ただ疑惑は払拭されず、世論の賛否は拮抗。トランプ氏が再選を狙う11月の大統領選への影響は必至だ。

 史上3人目の米大統領の弾劾裁判は約3週間で終結した。陪審員役を務める上院議員による採決は「権力乱用」が有罪48、無罪52、「議会妨害」が有罪47、無罪53で、有罪・罷免に必要な3分の2に届かなかった。「権力乱用」に関しトランプ氏に批判的な共和党重鎮ロムニー議員が有罪に投じた。

 トランプ氏はツイッターで「でっち上げの弾劾訴追に対する米国の勝利だ!」と表明。6日正午(日本時間7日午前2時)にホワイトハウスで演説し潔白を誇示する。