Monday, February 10, 2020 9:20 AM

仕切り直し第2戦へ 民主、左派と若手が軸

 【マンチェスター(ニューハンプシャー州)共同】米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦、ニューハンプシャー州予備選が11日に行われる。左派サンダース上院議員(78)と若手の中道ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が軸。2人が首位を競った初戦のアイオワ州党員集会は結果確定が遅れ、第2戦の重要性が増しており、仕切り直しの戦いとなる。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、ニューハンプシャー州の平均支持率は10日未明段階でサンダース氏が26.6%でリードし、ブティジェッジ氏が21.3%で猛追している。左派ウォーレン上院議員(70)が13.1%、中道バイデン前副大統領(77)は12.9%。

 バイデン氏は全米の平均支持率で優勢だが、4位がほぼ確定したアイオワに続きニューハンプシャーでも苦戦すれば失速の恐れがある。ウォーレン氏も正念場だ。