Friday, February 14, 2020 9:23 AM
世界が日本を心配している WHO専門家が訴え
感染症対策の専門家として知られる世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子シニアアドバイザーは14日、横浜市で新型コロナウイルス感染症の緊急セミナーに出席し「中国湖北省武漢市では患者の発生数に減少の傾向がみられるようになり、トンネルの先に光が見えてきた。今、世界中が心配しているのは日本。踏ん張ってほしい」と訴えた。
和歌山県内の病院で医師と患者の感染が分かったことにも触れて、来院者の感染チェックなど、医療機関の態勢を再点検して拡大連鎖を食い止めるべきだとした。
進藤さんによると、症状の軽い患者では、ウイルスが最も排出されやすいのは発症から3〜4日。1人からうつるのは1〜2人程度で、毎冬流行するインフルエンザの1.4〜1.6人よりも強力な可能性がある。(共同)
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