Tuesday, February 18, 2020 9:41 AM

菅氏「船内待機は適切」 乗客乗員の肺炎拡大で

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が広がるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に関し、乗客乗員を船内で待機させる対応に問題はないと強調した。「適切だと思っている」と述べた。

 米メディアなどが日本政府の対応に疑問を呈していることを踏まえ「米国は当初、(日本側に)謝意を表明していた。船に残っている米国人はたくさんいる」と語った。

 18日の閣議では、中国・武漢市から1月29日にチャーター機第1便で帰国した邦人の一部が、滞在先の千葉県勝浦市のホテルで相部屋になった対応について「厳しい時間的制約の下、可能な限りの対応を行った」とする答弁書を決定した。無所属の初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。(共同)