Tuesday, February 18, 2020 9:45 AM

民主、ネバダ初の事前投票 トランプ氏打倒へ出足好調

 【ワシントン共同】米大統領選の野党民主党候補選びの第3戦、ネバダ州党員集会を22日に控え、初の期日前投票が18日までに始まった。党州支部によると、15、16両日の投票者が、前回の党員集会当日参加者の3割超に当たる約2万6000人に達した。党内では打倒トランプ大統領に向け大きな弾みになるとの声が広がっている。

 政治専門サイト、リアル・クリア・ポリティクスがまとめた各候補のネバダ州平均支持率では、初戦のアイオワ州党員集会からの勢いを維持する左派サンダース上院議員(78)が首位。失速気味で後がない中道の重鎮バイデン前副大統領(77)と左派ウォーレン上院議員(70)が続く。

 アイオワは集計トラブルで最終結果が確定しておらず、同じ党員集会形式を取るネバダは二の舞い回避へ全力を挙げている。第2戦のニューハンプシャー州予備選はサンダース氏が勝利し、中道の若手ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が2位だった。