Wednesday, February 19, 2020 9:07 AM
G20、新型肺炎の対応協議 国際課税やデジタル通貨も
22、23日にサウジアラビアで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の主要議題が19日、固まった。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の悪化リスクへの対応を協議。巨大IT企業の節税策に対応した国際課税の見直しや、中央銀行や民間企業が発行する「デジタル通貨」への各国の取り組み状況についても意見を交わす。
23日に共同声明を採択して閉幕する。日本からは麻生太郎財務相と日銀の黒田東彦総裁が出席。麻生氏とムニューシン米財務長官の会談も予定されている。
初日は世界経済の情勢が議題となる。新型肺炎による中国の景気減速の影響が各国に広がる中、経済活動の停滞が懸念されている。日本でも自動車などへの生産や観光業などに波及しており、各国は世界経済の大きなリスクであるとの認識を共有する見通し。(共同)
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