Wednesday, February 19, 2020 9:07 AM

「宣伝機関」認定に反発 中国反発、米へ対抗示唆

 【北京共同】中国外務省の耿爽副報道局長は19日の記者会見で、米政府が中国共産党・政府系メディア5社を「党の宣伝機関」と認定したことに対し「強烈な不満と断固とした反対」を表明、強く反発した。撤回を求め、対抗措置を示唆した。

 耿氏は米国で活動する中国メディアが「客観的で真実を追求する報道を行っている」と主張。「米側が報道の自由を掲げながら中国メディアの活動を妨げるのは受け入れられない」と非難した。

 その上で、米側が撤回しなければ「中国は相応の措置を取る権利がある」と強調。中国に駐在する米メディアの記者らの活動を制限する可能性を示唆した。