Friday, February 21, 2020 9:23 AM

3日間で乗客970人下船 厚労相「一つの区切り」

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス集団感染で、ウイルス検査の結果、陰性だった乗客ら253人が21日、下船した。19日からの3日間で、下船したのは970人となった。厚生労働省が実施していた下船業務はこれで終了した。加藤勝信厚労相は「一つの区切りと言える」と述べた。

 また船内待機させるとした感染者の濃厚接触者100人超を22日に国の施設へ移すと公表した。当初の方針を転換した。

 厚労省によると、陰性の乗客らは19日に443人、20日に274人が下船した。各国政府のチャーター機を待つ外国人らは待機が続く見込み。茂木敏充外相は記者会見で、これまでに計759人が出国したと公表した。(共同)