Monday, February 24, 2020 8:58 AM

サンダース氏非白人票狙う 中道候補、独走阻止へ懸命

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤戦を優位に進める左派サンダース上院議員は23日、テキサス州ヒューストンでの集会で「黒人、白人、ヒスパニック(中南米系)、先住民、アジア系の労働者や若者が投票すれば、(共和党が強い)テキサスでも勝てる」と訴え、幅広い人種層に打倒トランプ大統領に向けた支持を求めた。

 29日のサウスカロライナ州予備選と、多くの予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーを控え、中道候補らはサンダース氏の独走を阻止しようと懸命だ。

 22日に行われたネバダ州党員集会の参加者を対象に米メディアが行った聞き取り調査によると、サンダース氏はヒスパニック票の51%を、黒人票も中道バイデン前副大統領の39%に次ぐ27%を、それぞれ固め勝利した。