Wednesday, February 26, 2020 9:11 AM
期待通りの大物新人 NBAのウィリアムソン
プロバスケットボールNBAで八村塁(ウィザーズ)と同期のドラフト全体1位、ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが待望のデビューから期待通りのプレーを見せている。昨年10月の開幕からは故障で出遅れていたが、シーズン途中に戦列に加わった大物新人は「順調だと思う」と手応えを口にする。
19歳のフォワードは豪快なダンクシュートなどゴール下での力強いプレーが持ち味で強豪デューク大を経てプロ入りした逸材。スター選手のレブロン・ジェームズ(レーカーズ)よりも身長は8センチ低い198センチだが、体重は16キロ重い129キロと迫力のある体格を誇る。開幕前に右膝の手術を受けて欠場が続いた後、1月22日のスパーズ戦でNBA初出場を果たして22得点。9戦目のトレイルブレーザーズ戦で初の30点台となる31点をマークすると、続くサンダー戦でも32点を挙げて前半戦を折り返した。
八村も参加した若手によるオールスター戦にも出場。八村と同じく、「神様」とまで称されたマイケル・ジョーダン氏の名前を冠したナイキ社の「ジョーダン・ブランド」と契約するなど存在感は際立つ。ジョーダン氏は「彼にはまだなすべきことがある」としつつ「バスケットボールに力をもたらすほどのインパクトがある選手」と認める。ウィリアムソンは「チームの勝利に貢献できることは何でもやる」と意欲に燃えている。(共同)