Wednesday, February 26, 2020 9:14 AM
イラン核合意で次官級協議 ウラン濃縮、平行線続く
【テヘラン共同】イラン核合意に残る英仏独中ロとイランによる合同委員会の次官級協議が26日、ウィーンで開かれた。核合意の制限を一切受けずにウラン濃縮を進めると宣言したイランに対し、英仏独は合意の全面履行を要求。双方の主張は平行線が続いている。
英仏独は今年1月、イランの合意違反があったと判断し、国連制裁復活に道を開く「紛争解決手続き」の発動を発表したが、手続きを巡る議論の時間を延長しているもようだ。瀕死状態の核合意を延命させる狙いがあるとみられる。
イラン政府筋によると、イランは会合で、国連制裁再開の議論が国連に持ち込まれた場合、国際原子力機関(IAEA)の査察への協力を見直すと警告する構え。
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