Tuesday, March 03, 2020 9:22 AM

アレン監督、自伝出版へ 性的虐待で批判

 【ニューヨーク共同】有名映画監督、ウディ・アレン氏(84)の自伝が来月初旬、米国内で出版されることが分かった。米メディアが2日伝えた。出版元によると、自らの映画のほか「家族や友人、恋愛」について記述した内容。欧州など世界で順次出版を予定している。

 映画「アニー・ホール」(1977年)などで知られるアレン氏に対しては、養女だった女性が90年代に性的虐待を受けたと告発。最近の「#MeToo」(「私も」の意)運動の高まりの中で批判を受け、複数の大手出版社が自伝出版を拒否したと伝えられていた。

 昨年欧州で公開された作品「ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク」(原題)も米国では非公開で、別の最新作も配給のめどが立っていない。