Wednesday, March 04, 2020 9:30 AM
五輪の7月24日開会を確信 IOC会長、感染対策信頼
【ローザンヌ（スイス）共同】国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長は4日、スイスのローザンヌで開いた理事会で東京五輪の準備報告を受け、日本の新型コロナウイルス感染拡大の対策に信頼を寄せて「7月24日の五輪開会を確信している」と述べた。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が明らかにした。
感染拡大で東京五輪の開催を危ぶむ声が高まる中、組織委や準備状況を監督するIOC調整委員会のコーツ委員長がテレビ会議形式で報告。組織委の武藤敏郎事務総長は国内聖火リレーで感染防止のための「基本的な考え方」を説明した上で「自治体と十分相談し、必要な対応をしながら実施したい」と伝えた。
武藤氏は各国・地域の国内オリンピック委員会（NOC）や国際競技連盟に感染防止対策を説明すると表明。本番に向け不可欠なテスト大会は規模を縮小しながら着実に実施する意向も示した。
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