Wednesday, March 04, 2020 9:33 AM

英故郷にハリスンさんの森 来春公開、元ビートルズ

 【ロンドン共同】ビートルズの元メンバーで、2001年に58歳で死去したジョージ・ハリスンさんの生涯をたたえる森林施設が、生まれ故郷の英中部リバプールにつくられることが決まった。遺産管理団体などが4日までに発表した。数カ月以内に作業を開始、来春の一般公開を目指す。

 「クワイエット(静かな)ビートル」と呼ばれたハリスンさんは生前ガーデニング好きとしても知られた。ハリスンさんの77回目の誕生日だった2月25日に発表され、妻オリビアさんは亡き夫をしのぶため「みんなが平穏に過ごし、内省することができる庭をつくる」などと話した。

 森林施設は東京ドームとほぼ同じ大きさの約4万8000平方メートルで、ハリスンさんの生涯や、ビートルズの楽曲の歌詞などから着想を得た彫刻や展示品を設置する。4月15日までアイデアを公募している。