Thursday, March 05, 2020 9:38 AM

肺炎対策の封鎖、7割支持 日本など10カ国の世論調査

 【ロンドン共同】調査会社イプソスは、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染対策として流行している町を完全封鎖することの是非を、日本を含む10カ国で調査、7割の市民が支持したと明らかにした。ロイター通信が4日伝えた。

 災害などの被害軽減策を専門とするユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のデビッド・アレクサンダー教授は、各国市民が感染拡大を阻止する具体的かつ明快な対策を望んでいると分析した。

 調査対象は日本や米国、英国、フランス、イタリアなど10カ国の計1万人。感染者が多い自治体を封鎖しているイタリアでは支持が6割にとどまったが、ベトナムでは9割以上が賛同したという。