Wednesday, March 11, 2020 10:18 AM

米欧航空、減便やリストラ 新型コロナが経営圧迫

 【ニューヨーク、ロンドン共同】新型コロナウイルスの感染拡大で、米欧の航空会社が苦境に陥っている。出入国や移動の制限に伴う大幅な減便によって経営が圧迫されているためだ。状況改善の見通しは立たず、リストラ計画が明らかになるケースも出てきた。

 米メディアによると、アメリカン航空は4月に国内線の運航を7.5%削減するほか、夏の旅行シーズンのピーク時に国際線を10%減らす。デルタ航空は国際線を最大25%、国内線を最大15%それぞれ削減する。

 ユナイテッド航空は減便に加えて幹部報酬を見合わせる。