Friday, March 13, 2020 11:29 AM

W杯ジャンプの全試合中止 小林陵、高梨ら帰国へ

 【トロンヘイム(ノルウェー)共同】国際スキー連盟は12日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ノルディックのワールドカップ(W杯)ジャンプの残り全試合を男女とも中止すると発表した。代替はない。20〜22日にプラニツァ(スロベニア)で予定されていた男子のフライング世界選手権は来季に延期する。

 全日本スキー連盟は同日の臨時理事会で、ジャンプ男子の小林陵侑(土屋ホーム)や同女子の高梨沙羅(クラレ)ら海外転戦中の選手を日本に緊急帰国させる方針を決めた。

 W杯のシーズンが終了し、男子はシュテファン・クラフト(オーストリア)、女子はマーレン・ルンビ(ノルウェー)の個人総合優勝が決まった。クラフトは3季ぶり2度目、ルンビは3季連続3度目。昨季王者の小林陵は3位、高梨は4位だった。