Tuesday, March 17, 2020 10:21 AM

バイデン氏、西部州勝利 リベラル地盤でも勢い

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名争いで、米主要メディアは16日、中道バイデン前副大統領(77)が10日実施のワシントン州予備選で左派サンダース上院議員(78)に僅差で勝利したと伝えた。同州はリベラル派が比較的多くサンダース氏が有利とみられていたが、中道候補の一本化で勢いに乗るバイデン氏が追い上げて逆転した。

 CNNテレビによると、開票率99%の段階で得票率はバイデン氏が37.9%、サンダース氏は36.4%。10日は6州で予備選・党員集会があり、バイデン氏が5州を制し指名獲得に向けて前進した。

 民主党の候補指名を得るには各州などに割り当てられた一般代議員のうち1991人を獲得する必要がある。CNNによると、これまでバイデン氏は845人、サンダース氏は694人を得た。