Tuesday, March 24, 2020 10:24 AM

佐々木朗、157キロ 初めて打者相手に投球

 ロッテのドラフト1位新人、佐々木朗(岩手・大船渡高)が24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた練習で打撃投手を務め、プロで初めて打者相手に投球した。直球を25球投げ、球場表示で最速157キロを3度マーク。安打性の当たりは5本に抑え「すごく楽しかった。もっと状態を上げていきたい」と気持ちを新たにした。

 風速10メートル以上の強風が吹きつける中、投球練習では158キロも記録。25球のうち、13球で150キロを超えた。ただ、140キロ台中盤の球もあり「目立っていい球はなかった。球速にばらつきがあったので、安定していい球を投げられるようにしたい」と課題を挙げた。27日には打撃投手で変化球を交えて投げ、4月中の実戦デビューに向けて準備を進める。

 井口監督は、最速163キロを誇るルーキーの投球に「素晴らしい球を投げていた。キャンプを含めて本当に順調に来ている。調子を上げて次のステップに進んでいってほしい」と目を細めた。(共同)