Tuesday, March 24, 2020 10:29 AM

NY公立校で遠隔学習 親が指導、手探りスタート

 【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公立学校が一斉休校になって1週間たったニューヨーク市で23日、パソコンなどを使ったオンラインでの遠隔学習が始まった。教師が教育用アプリに課題を掲載、生徒や児童が自宅で親の指導を受けながら解く形式で、手探りのスタートとなった。

 「家族以外とは極力会わないように」との行政指導に従い、記者2人が自分の家族を取材した。

 「みんな、体調はどう?」。午前8時すぎ、アプリ上に担任教師からのメッセージが表示された。自宅マンションで感染者が出たため室内にこもる生活だが、いつもなら登校の時間だ。「元気!」。記者の長女(9)がチャット形式で返信すると「出席」が認められた。