Thursday, April 02, 2020 10:20 AM
スラック、マイクロソフト・チームスやズームを統合
法人向けインスタント・メッセージング・プラットフォームを提供する新興企業のスラック(Slack)は、マイクロソフト・チームス(Microsoft Teams)の動画会議と遠隔会議ソリューション新興企業ズームのズーム・フォン(Zoom Phone)、シスコのシスコ・ジャバー(Cisco Jabber)、クラウド基盤の協業プラットフォーム新興企業リングセントラル(RingCentral)、同業のダイアルパッド(Dialpad)の機能を統合する新たな協業プラットフォームを立ち上げる。
現在、職場でもっとも人気のあるオンライン協業アプリケーションと位置づけられるスラックとチームスは競合関係にあるが、新型コロナウイルスによってチームスの需要が急増し、スラックが劣勢を強いられている。マイクロソフトは、チームスの1日あたり利用者数が4400万人に達したと先日公表した。スラックの1日あたり利用者数は2019年秋に1200万人だった。
ベンチャービート誌によると、スラックは、同市場での存在感を維持することと、顧客会社にとっての利便性を大幅に向上させるために、上述の法人向けオンライン協業やクラウド基盤業務連絡、遠隔会議の各種機能をスラックのアプリケーション群で使えるようにする。
スラックはこれまでに2000以上のアプリケーションを出している。同社は、他社のオンライン協業機能を統合できる選択肢を利用会社にすでに提供している。これまでの対応サービスには、シスコのウェブエックス(WebEx)やブルージーンズ(BlueJeans)、ズームがある。
【https://venturebeat.com/2020/04/01/slack-launches-zoom-and-microsoft-teams-calls-integrations/】