Friday, April 03, 2020 9:49 AM

携帯大手、通信制限を緩和 オンライン学習支援で

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は3日、25歳以下の利用者を対象に、データ通信容量の制限を緩和すると発表した。新型コロナウイルス対策でオンライン授業が幅広く導入されることを見据え、学生が携帯回線でも対応しやすくする。総務省が同日、業界に負担軽減を要望した。

 大手3社の料金プランの多くは、月々のデータ通信に制限がある。上限を超えると1ギガバイト当たり1000円(税別)などの追加料金がかかるが、各社はいずれも月50ギガバイトの追加までを無料とする。ソフトバンクは低価格ブランド「ワイモバイル」も対象に含める。

 ドコモは4〜5月の2カ月間の料金に適用し、KDDIとソフトバンクは4月中の料金を対象とする。各社ともウイルス感染拡大の状況を踏まえて延長の必要性を検討する。(共同)