Friday, April 03, 2020 9:52 AM

世界人口半数に外出制限 90カ国・地域の39億人

 【ジュネーブ共同】新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各国の対策により外出制限措置を受けているのは90以上の国・地域の約39億人に及び、世界人口(約77億人)の半数を超えていることが分かった。欧州メディアが3日までに伝えた。世界全体の新型コロナの感染者は2日、100万人を超え、さらに拡大の様相を見せており、終息の兆しはない。

 各国は相次いで市民の外出を制限する措置を打ち出している。感染者や感染疑い者の隔離や外出自粛勧告のほか、外出禁止令や国境封鎖などの強い措置を取っている国もある。

 最も多くの感染者を出している米国では1日までに首都ワシントンと30州以上で外出禁止令が出されており、米メディアによると、国民の8割以上が何らかの外出制限下にある。