Monday, April 06, 2020 10:16 AM
プライバシーや安全性懸念 ズーム、利用急増2億人超
【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、インターネットを通じたビデオ会議システム「ズーム」の利用者が急増している。しかし、プライバシーや安全性に関する問題が発覚し、運営する米新興企業「ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ」は対応に追われている。
ズームは企業の在宅勤務や教育機関の遠隔授業で活用が広がり、3月の利用者数は1日当たり2億人以上を記録。昨年末の1000万人から急伸した。アップルのアプリ市場のダウンロード順位はトップだ。
人気が高まる一方で、ズームを使った公開イベントで、ポルノや白人至上主義者の映像を流す「ズームボミング(爆撃)」と呼ばれる嫌がらせ行為が問題化した。中止に追い込まれたイベントもあり、ズーム社はパスワード設定などの防止策を利用者に呼び掛けた。
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