Tuesday, April 07, 2020 10:31 AM

「公園に安置所」で物議 NY市議、施設不足を提起

 【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスの感染拡大が続くニューヨーク市で、市議会議員が「このままでは公園に臨時の遺体安置所を設けるしかない」と発言し、物議を醸している。

 米国最大のホットスポット(一大感染地)となっている同市では、6日に感染確認者が6万8000人を超え、死者は2738人に達した。安置所が不足する可能性があるが「あまりに無神経」と反発の声も上がっている。

 市議会衛生委員会議長のマーク・レビン氏がツイッターで表明した。これに一部メディアは「おぞましい考え」(ナショナル・レビュー誌)などと反発、クオモ州知事も6日の記者会見で「全く聞いていない」と戸惑いを見せた。