Wednesday, April 08, 2020 10:41 AM
米で食料支援の動き広がる 新型コロナで子どもら困窮
【ロサンゼルス共同】米国で新型コロナウイルス感染拡大を受け、食料支援の動きが広がっている。無料で提供される学校給食を頼りにする家庭が少なくないが、感染拡大により各地で学校は休校に追い込まれた。企業活動の停滞に伴い失業者も急増しており、食料事情が逼迫している。
インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏は2日、飢餓救済に取り組む団体に1億ドル(約108億円)を拠出すると表明した。写真共有アプリ「インスタグラム」への投稿で、食品を無料で配布するフードバンクの需要が高まる一方、飲食店の閉店などにより食品の供給が減少していると指摘。同団体への寄付も呼び掛けた。
米メディアによると、俳優レオナルド・ディカプリオさんらも子どもや高齢者、失業者らの食料支援を目的とする1200万ドルの基金を立ち上げた。基金には、IT大手アップルやフォード財団も出資。誰もが食事に困らない環境づくりを目指し、クラウドファンディングを通じて幅広い協力を求めている。
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