Tuesday, April 14, 2020 10:29 AM

大使館ツイッター一時凍結 中国「深い遺憾」表明

 【北京共同】在スリランカ中国大使館は14日、公式ツイッターが13日に凍結されたと発表した。ツイッター社は中国側の抗議に対して「技術上のミス」と釈明し、14日から再び使用可能になったという。中国は「深い遺憾」を表明した。新型コロナウイルスに関する投稿が影響した可能性がある。

 政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、スリランカの人権活動家が9日にツイッターで中国政府の感染症対応を批判。中国大使館は「中国の死者数は西側の“優れた”政府の国よりもとても少ない。誰が災いだろうか?」と反論する書き込みをした。その後アカウントが凍結されたという。

 ツイッターは昨年、香港の抗議活動を巡り中国当局とつながっていると認定したアカウントを排除し、中国側が反発した経緯がある。在スリランカ中国大使館は14日の声明で「言論の自由は二重基準であるべきではない」として、中国排除の動きに警戒を示した。