Tuesday, April 14, 2020 10:32 AM
北朝鮮が巡航ミサイル発射 日本海へ数発、150キロ超
【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は14日、北朝鮮が同日午前7時ごろから約40分間にわたり、南東部の江原道文川付近から短距離巡航ミサイルと推定される数発の飛翔体を北東の日本海側に向けて発射したと明らかにした。韓国軍当局者によると、飛行距離は150キロ以上とみられる。米韓当局が詳しい分析を進めている。
韓国軍当局者によると、北朝鮮が同日、文川に近い元山付近で、ロシアのスホイ系列の戦闘機から空対地用の兵器を発射したことも確認したという。
北朝鮮では15日が故金日成主席の生誕記念日「太陽節」に当たる。韓国軍当局者は北朝鮮の意図について、新型コロナウイルスの影響による「訓練不足を補う側面」との見方を示した一方で「過去にも太陽節に合わせた軍事行動があった」と説明。内部結束を図る狙いも念頭に置いて分析しているもようだ。15日に投開票予定の韓国総選挙を意識した可能性もある。
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